猫の歴史、古代エジプト


の古代エジプトの歴史では、猫がライオンの代わりとして崇拝されていましたし、バステト女神として神格化もされていました。

飼い猫が死ぬと人々は眉毛を剃り落として悲しみ、また死んだ猫を丁寧にミイラにし、バスト女神の神殿に手厚く葬りました。
当時のエジプトでは猫は宝物でした。
なので法律で国外への持ち出しを一切禁止し。この法律は厳格に守られ、厳重に取り締まられていました。

エジプトの宗教では猫には3つの役割が有りました。
雄猫は太陽神ラーの象徴。
雌猫は慈悲と豊穣の女神バストの象徴でした。
また猫とライオンは戦いの神シェカメットの象徴でもありました。
特にバスト神の崇拝はブハスティスという所が中心に行われていたのですが、紀元前1000年頃にこのブハスティスが古代エジプト政治の重要な場所となったため、ますます猫は神として崇拝され、繁栄したのです。
紀元前500年頃になるとこの猫への崇拝はピークに達します。
丁度そのころエジプトに滞在したギリシアの歴史家ヘロドトスの著書にも記録されました。
このヘロドトスによってブハスティスに建築された数多くの猫を祭ったバスト神の神殿の様子やその壮大な祭典が記述されています。
また飼い猫が死ぬと人々がいかに悲しむかについても触れられてもいます。
さらに古代エジプトでは猫は崇拝されていたばかりでなく、手厚く保護されてもいました。
猫を殺したり傷つけたりした外国人は怒った民衆のリンチを受けたといいます。
前述のように猫は国外への持ち出しを禁止され、これは厳重な法律で定められていました。
違法に国外へ持ち出されたり、輸出された猫を、買い戻してエジプトへ連れて帰る任務を持つ役人も存在し、定期的に国外に派遣もされていました。

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